職員向けの英語研修を実施しました

湘南キャンパスで10月10日と24日に、職員対象の英語研修を実施しました。本学ではこれまでにも大学のグローバル化を推進する施策として、教員に英語での授業法をレクチャーする短期研修や、職員をハワイ東海インターナショナルカレッジに派遣する研修プログラムなどを実施してきました。今回の取り組みは、留学生のキャンパスライフのサポート体制をよりいっそう整えるための第一歩として、大学教職員向けの研修プログラムを提供しているブリティッシュ・カウンシルの協力を得て初めて実施したものです。初級クラスとして行った10日は11名、中級クラスの24日は10名が湘南、代々木、清水の各キャンパスから参加しました。

英語で行われた講座は、「留学生を迎える」や「(必要な手続きや施設を使う際の)手順を話す」、「クレームに対応する」「ロールプレイとガイド作り」の4つのセッションで実施。「留学生を迎える」セッションでは、講師が基本的な表現を説明した後、参加者同士がペアを組んで各部署の職員が留学生とかかわるケースを話し合い、ロールプレイで留学生を安心させる状況のつくり方や大学の概要を説明する方法について学びました。また「クレームに対応する」セッションでは、英語による婉曲話法を学び、困っている学生に適切に対応し、解決方法を探るための表現を習得。また修了後の課題として、初級クラスを受講した職員は各部署の同僚用のガイドブックとして表現集を作成したほか、中級は留学生用のガイドを作成し、ブリティッシュ・カウンシルの教員から添削を受けたものを各部署に提出、共有。参加者からは、「講師が何度も説明してくださり、理解できていない場合にはやさしく言い換えてくれるのでわかりやすかった」「教員に対応する際の表現を学ぶ講座も受講したい」との感想が聞かれました。

吉川直人学長補佐(グローバル推進担当)・国際部長は、「学生を海外でも幅広く活躍できるグローバル人材として育成する環境をつくるためには、教職員もそのような環境づくりを支援しなくてはなりません。その一つが、世界共通のコミュニケーションツールである英語での事務対応であると考えています。より多くの職員に学ぶ機会を提供するため、今後も定期的にこの講座を開いていきたい」と話しています。

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