1月26日(火)札幌キャンパス新体育館「TOKAI ARENA」で救命救急講習を開催し、学生・教職員21名が参加しました。これは札幌健康推進室が毎年実施しているもので、今回は公益財団法人「札幌市防災協会」の講師をお招きし、AED(※)を使用する心肺蘇生法を中心とした救命講習を行いました。
講習では、人工呼吸、胸骨圧迫による心肺蘇生法(心臓マッサージ)のほか、AEDの使用方法などの応急手当の手順を学び、練習用の人形を使って、実際の流れを実践しました。終了後には、札幌市防災協会から救命技能を有することを認定する「普通救命講習修了証」が参加者全員に手渡されました。
講習に参加した地域創造学科4年次生の竹中 弥里さんは「事故発生時は救急車到着までしっかりとした応急処置を行うことで救われる命がたくさんあるということを学びました。救命救急は授業でも習ったことがありますが、忘れていた部分や、ここ数年で方法や手順が変わった部分もあり、とても参考になりました」と感想を語っています。
※AED(自動体外式除細動器)とは心臓発作の原因となる心室細動に電気ショックを与え、その後の心臓マッサージで正常な状態に戻すことを目的とした器械です。札幌キャンパスではノース玄関、サウス玄関、メッセ6階エレベータホール、第1・第2体育館に設置してあります。