熊本キャンパスで日食観測会を開催しました

熊本キャンパスで3月9日、「日食観測会」を開催しました。「東海大学日食観測プロジェクト2016」の一環として実施したもので、チャレンジセンター「先端技術コミュニティACOT」のメンバーが会場設営などイベントの運営を担いました。日食観測プロジェクトは、本学の海洋調査研修船「望星丸」で南太平洋の島々を巡る海外研修航海が、同日に皆既日食を観測できるパラオ沖を通過することから、インターネットを通じてその様子を伝えることで、天文や自然現象など科学の不思議に触れてもらおうと企画した取り組みです。

当日はあいにくの雨で、本キャンパスでの部分日食観測は中止となりましたが、学生や教職員、地域住民ら約100名が来場。まず、中嶋卓雄九州キャンパス長(学長補佐)から海外研修航海や皆既日食観測会についての説明と参加者へのお礼のあいさつがあった後、新1号館のロビーに設置したスクリーンで皆既日食の様子を伝える本学の特別番組を視聴しました。望星丸からの中継で、日食が始まると同時にあたりが暗くなる様子が映し出されると、会場からは「おお!」と驚きの声が上がりました。

ACOTのメンバーは、「会場は悪天候で望星丸の上空も曇ってしまい、皆既日食の様子をはっきりとは見られませんでしたが、暗くなる様子やその雰囲気はこちらにも十分伝わってきました。放送を映し出す機器をしっかりと準備でき、トラブルなくイベントを終えられてよかったです」と話しました。

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