タイ王国・ラチャパット大学の学長一行が来学しました

湘南キャンパスに4月19日、タイ王国・ラチャパット大学のルアンデート・ウォンラー学長ら一行が訪問しました。本学の大学院文学研究科で日本語教育学コースを修めたシリポーン・カムカート氏が日本語教育の充実を検討している同大学で日本語教師を務めていることから、今後の連携に向けた協議を目的とし来訪したものです。

ウォンラー学長らは最初に平野葉一副学長、吉川直人副学長と懇談。同大学は教員養成の大学であり、現在計画している日本語教員養成を養成するための教育プログラムの概要や、タイ国内で日本語への需要が高まっている現状を説明して協力を要請。同大学の教育の方針として「言語を教えるよい教員になるには、言葉だけでなく、その国の文化などについて詳しく知ることが大切と考えている」と語りました。吉川副学長は、ラチャパット大学の方針は創立者・松前重義博士が掲げた国際平和を構築する人材の育成という理念と共通する面があるとして、今後の具体的な協力内容について担当教員らと詳しく話し合ってほしいと語りました。

その後、国際教育センターの加藤好崇教授の案内で、留学生向けの日本語学習コースである別科日本語研修課程の授業を見学。加藤教授の研究室に移動して、今後の連携の方法について具体的に協議しました。

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