学園の付属校生を対象にした「湘南キャンパス見学会」を実施しています

一貫教育センターでは、4月から6月にかけて学園の付属校の1年生を対象にした「湘南キャンパス見学会」を開いています。大学の雰囲気を感じてもらい、学習意欲の向上や進路選択に役立ててもらうことが目的で、4月20日には付属浦安高校、付属市原望洋高校、付属静岡翔洋高校、付属望星高校と付属相模高校中等部を対象に、22日と26日には付属甲府高校と付属相模高校を対象にした見学会をそれぞれ行いました。

5月6日には付属高輪台高校生を対象に開催。最初の全体会で、吉田一也副学長が歓迎の言葉を述べた後、一貫教育センターの大崎聡次長が湘南キャンパスで開講している授業やイベント、部活動などを紹介しました。また、大学での講義の雰囲気を感じてもらおうと、文学部日本文学科の浅場彩央講師による特別講義『日本語はおもしろい! ―普段使っている日本語について考えよう―』も行いました。普段、何気なく使っている日本語を、観察・分析することで、何を勉強するのか、どのようにいかしていくことができるのかを説明。「日本語を学ぶ意味は、日本人の実態を明らかにすること。言語はアイデンティティの表現に有効な手段でもあります。また日本語で書かれたものをより深く読み解くことも魅力です。高校3年間はいろいろなことを考え、挑戦できる期間です。有意義に使ってください」と激励しました。

続いて高輪台高卒業生で、現在は理学部情報数理学科に在籍している渡部桜さん(4年次生)がキャンパスライフを紹介。授業がある日や休日のスケジュール、趣味について話したあと、東海大の魅力について語りました。最後には、生徒に向けて「総合大学だからこそ、自分のやりたいことに挑戦できると思っています。チャンスをつかむためにも大学で何をしたいのか、どのようなことに興味があるのかをしっかり考えながら、これから3年間の高校生活を過ごしてください」とメッセージを送りました。

午後からはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)クラスの生徒は理学部物理学科の山口滋教授による特別講座を受講し、それ以外の生徒は湘南キャンパス散策をしました。山口教授の授業では、光がどのように伝わっているか、スライドショーを使って説明した後、参加者がレーザー光を使った実験に挑戦。生徒からは「難しかったけど、実験が見られてよかった」「レーザーに興味がわきました」などの声が上がりました。

一方、湘南キャンパス散策ではキャンパスに関する問題が書かれたキャンパスマップを手に、生徒は答えを探しながら散策をしました。生徒は、「とにかくすべてが大きく、きれいでびっくりしました」「歩きながら、たくさんのことを知れたのがよかった」などの感想を話していました。

湘南見学会 (1)_525.jpg

湘南見学会 (2)_525.jpg

湘南見学会 (3)_525.jpg

湘南見学会 (4)_525.jpg