外国語教育センター(現・国際教育センター)が文部科学大臣賞・団体賞を受賞しました。

湘南キャンパスの外国語教育センター(今年度より国際教育センター)がこのほど、実用フランス語技能検定試験(仏検)を主宰するフランス語教育振興協会より文部科学大臣賞・団体賞を受賞し、3月23日に日仏会館で表彰状を授与されました。

仏検は1981年に創設された国内唯一のフランス語検定試験です。2013年度からは、成績優秀者による個人表彰に加え、年間を通じたフランス語教育への取り組みや仏検の試験結果などによる審査を受け、大学・短期大学から2団体、小中高校・各種学校から1団体を表彰する文部科学大臣賞・団体賞が設けられました。

本センターが開講する授業を履修する学生たちは、国内有数のフランス語コンテストで入賞を果たすなど、学外からも高い評価を受けています。昨年11月の「全日本学生フランス語弁論大会」では、品川彩さん(工学部4年次生※)が毎日新聞社賞を受賞。同月に開催された日本最大級のフランス語弁論大会「フランス語コンクール」中級の部では、山科舜哉さん(文学部4年次生※)が「在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本賞(最優秀賞)」に、今岡美欧さん(工学部4年次生※)が、「奨励賞・ケベック州政府賞」に輝きました。また仏検を217名が受験し、2級(日時用生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的なフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。フランス語を専門とする大学4年生のレベル相当)に5名が合格したのをはじめ、多くの学生が日ごろの学びを生かして優秀な成績を収めました。

本センターでフランス語の教鞭を執る惟村宣明教授は、「身近な目標を立てて、語学を学ぶ楽しさを知ってもらおうと、1998年に本センターの開講科目受講学生に初めて仏検を受験してもらいました。そのときの受験者数はわずか38名でしたが、取り組みを継続することでより多くの学生がフランス語に興味を持ってくれました。今回の団体賞受賞を機に、さらに多くの学生が参加することを願っています」と話し、同じくフランス語を担当する深井陽介准教授は、「学生たちには、これからも多くの取り組みに挑戦しながら自らが考え、社会に出てからも生きる力を身につけてほしい」と話しました。

※学年は当時

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