湘南キャンパス見学会に山形高校が参加しました

一貫教育センターが5月18、19の両日、湘南キャンパスで開催した見学会に山形高校の1年生240名が参加しました。この見学会は、大学の雰囲気を感じてもらい、学習意欲の向上や進路選択に役立ててもらうことを目的に、4月から6月にかけて学園の付属校生を対象にして開いているものです。山形高生は、同高が実施している現代文明論研修旅行の一環として参加しました。

18日はまず、2号館で川上哲太朗副学長があいさつ。「見学を通じて、多様な学びのフィールドを持つ東海大学の教育について理解を深めるとともに、将来の夢や目標を考えてもらえるとうれしい。ぜひ、有意義な時間を過ごしてください」と話しました。続いて、熊本地震で被災した熊本・阿蘇両キャンパスを支援するため、生徒会が中心となって集めた募金を、生徒会の渋間慶子さんと鈴木茉侑さんが持って登壇。渋間さんが、「自分たちにも何かできないかと、生徒や先生方、PTAの皆さんに協力を呼びかけました。学園のために役立てていただけると幸いです」と報告し、鈴木さんが募金を川上副学長に手渡した後、研修旅行の団長を務める今野和章教頭が、山形高校からの復興支援に向けた義援募金を同じく川上副学長に届けました。

その後、現代教養センターの沓澤宣賢教授による現代文明論の模擬授業も実施。人類の発展と課題について解説し、「文明を学ぶ中で課題を設定する力、答えを導く力、文章や言葉で表現する力、そして行動する力を付け、皆さん一人ひとりが思想を磨いていくことを期待しています」と激励。一貫教育センターの大崎聡次長が、「本学には多様な専門分野を学べる18学部77学科が用意されています。メインキャンパスである湘南を自分の足で巡り、学びたい専門を見つけるきっかけとしてほしい」と語りました。また、山形高校の卒業生を代表し、庄司大起さん(文学部広報メディア学科4年次生)が登壇。高校時代の過ごし方について、「待っていても何も起こりません。自分から挑戦し、物事に働きかける姿勢を大切に、勉強に遊びに全力を尽くしてください」とアドバイスしました。

19日には、教養学部環境社会学科の隈本純准教授による「夢を追い続けて -過去・現在・未来-」をテーマとした特別講座を聴講。その後、生徒は4、5名ずつのグループに分かれ、キャンパスに関する問題が書かれたキャンパスマップを手に、答えを探しながら散策をしました。参加した生徒からは、「キャンパスは想像以上に広く、学びの環境がとても充実していて、ここでぜひ学びたいという気持ちが高まりました。先生や先輩方の言葉を胸に、学校生活を充実させていきたいです」といった声が聞かれました。

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