「渚の植物観察会」を開催しました

海洋学部では静岡市環境局環境創造課と6月4日に清水キャンパスや周辺の海岸で、「親子で浜辺の宝物さがし! 渚の植物観察会」(協力:東海大学清水キャンパス生態圏構想委員会、東海大学付属静岡翔洋小学校)を開催しました。日ごろ見過ごしがちな海の植物について知ってもらい、近隣の小学生に海岸の環境を守ることの大切さを伝えるイベントとして、環境社会学科の学生有志団体「海浜植物と環境プロジェクト」の企画運営で昨年から行っており、約20名が参加しました。

当日は、海洋学部の大貫貴清非常勤講師が、三保海岸に生息する海浜植物について講義。30年ほど前は約30種類の植物が生息していたものが、環境破壊によって15種類程度まで減少していること、そうした中でも絶滅したと思われていた植物が再発見されるなど刻々と変化している様子について語りました。その後、学生手作りの図鑑を手に、チームに分かれて海岸で植物を探すゲームを実施。終了後には、観察した結果をホワイトボードにまとめて発表し、優秀な結果を残したチームには賞品として、東海大学ネーミング入りのマフラータオルが送られました。最後には学生たちが、「海浜植物と環境プロジェクト」活動を紹介しました。

参加者からは、「昨年も参加しましたが、海浜植物を実際に見つけられてとても楽しかった。学生さんたちの知識の豊富さに圧倒されました」、「子どもが熱心に楽しんでいたのが印象的でした。イベントを企画してくれた学生たちに感謝しています」、「ぜひ東海大学に進学したいと思うようになりました」といった感想が聞かれました。

渚の観察会 (1)_341.jpg

渚の観察会 (3)_341.jpg

渚の観察会 (4)_341.jpg

渚の観察会 (5)_341.jpg

渚の観察会 (6)_341.jpg

渚の観察会 (7)_341.jpg