札幌キャンパスでは６月10日から12日まで、「第９回建学祭」を開催しました。今年度のテーマは「COLLAGE」です。美術技法の一つで、「多種多様な物を集め貼りつける」という意味のフランス語で、さまざまな素材を使って作品に仕上げるように、出展する学生も来場者も、それぞれの個性が集まって素晴らしい建学祭にできるようにという実行委員会の願いが込められています。
期間中のメーンステージでは、実行委員会による「哺乳瓶早飲み大会」や「女装コンテスト」、「カラオケ大会」「ビンゴ大会」などに加え、軽音楽部によるライブや吹奏楽部演奏会、ダンス部と韓国文化研究会による演舞など多彩な企画を実施。12日には人気お笑い芸人の「インパルス」や「エハラマサヒロ」、札幌で活動するコンビの「しろっぷ」が出演してお笑いライブも行い、詰めかけた学生や教職員、地域住民の笑顔がはじけました。また、期間中は部活動やサークルによる模擬店に加え、キャンパス内の各所を回るスタンプラリーや移動動物園、北海道各地で活躍する大道芸人「ミスターきくち」によるパフォーマンス、地域住民らが出店するフリーマーケットなどもあり、多くの来場者でにぎわいました。
実行委員長の河野圭丞さん（生物学部２年次生）は、「今年度は実行委員会に１年次生が多数加わったこともあり、毎年公表の企画に加えて新しい取り組みも多数実現することができました。期間中は予想外の出来事への対応や準備に反省点もありましたが、小さい子どもたちの来場も多く、皆さんに楽しんでいただけたのではないかと思います」と充実の表情を見せていました。
また、実行委員会では期間中、屋内外に設置した本部に募金箱を置き、４月に発生した熊本地震に対する義援金の協力を呼びかけました。河野さんは、「同じ東海大学で学ぶ熊本・阿蘇両キャンパスの学生が被災したこともあり、私たちにもできることはないかと思い実施しました。少しでも熊本の皆さんの力になれればうれしい」と話しています。
