旭川校舎卒業生による就職ガイダンスを開催しました

5月28日、札幌キャンパスで国際文化学部デザイン文化学科の学生を対象とした就職ガイダンスを開催しデザイン文化学科の学生や大学教職員ら約30名が参加しました。今回講師としてお越しいただいたのは株式会社ニボーの辺見 梨紗さん(2004年度 北海道東海大学 芸術工学部 デザイン学科卒)と株式会社ナカヤマアーキテクツの藤田 麻由子さん(2006年度 北海道東海大学 大学院芸術学研究科 修了)です。ガイダンスではお二人が手掛けているお仕事やポートフォリオ作成を含む就職活動にまつわるお話をしていただきました。

辺見さんは「私にとってデザインという仕事は、調べたり考えたりすることが8割。制作作業は2割ほどです。職場の採用業務でも学生ポートフォリオのレベルより、デザインの目的や学生の考え方を重視して選考しています。自分のやりたいことをやるのは芸術活動であってデザインではありません。今求められている人材は自分の夢や考え方にまっすぐで正直な人です」と語っています。

藤田さんは「私は今、札幌の円山にある事務所から千歳やニセコなどの現場を飛び回り、お客様や現場での打ち合わせを行っています。現場で仕事をする女性は私1人で夜遅くまで図面を書くこともあるハードな職場ですが、スタッフはみんな楽しく仕事をしています。職場にはインターンシップや面接希望の学生が来ることもありますが、ポートフォリオだけではなく、特徴のある名刺で自分をアピールする学生もいます。今の職場は様々な巡り合わせがあり、入社しましたが、就職活動には日頃の努力に合わせ、運や巡り合わせも重要だと考えています。たとえ希望している会社に入れなくても、運命だと受け入れる姿勢も大事かもしれません」と語っています。

デザイン文化学科ではポートフォリオ制作指導や発表会も実施しています。学生時代の作品をまとめたポートフォリオは、あらゆる方法で自分自身をアピールすることが可能で、同学科が目指すデザイン・建築関係への分野の就職活動において、重要なアイテムとなっています。

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