東海大学前駅から湘南キャンパスへの通学路にエスカレーターが設置されます

小田急線「東海大学前」駅から湘南キャンパスへの通学路にあたる市道433号線の階段が改修されるにあたり、昇りのエスカレーターが新設されます。本学と秦野市の提携事業として実施されるもので、7月7日には湘南キャンパスの学生会やチャレンジセンターの学生、地域住民らが感謝を告げるイベントが開催されました。

1963年に湘南キャンパスが開設された当時から通学路として使われてきたこの階段は、斜面角度33度と勾配が急で、30段の間に踊り場はありません。さらに老朽化が目立っており、バリアフリーの面と通学時の利便性向上を目的に整備が決まりました。修復された後の階段の傾斜は26度と緩やかになり、階段左側には新たに昇りのエスカレーターを設置します。工事は11日から始まり、完成は2017年3月を予定しています。エスカレーターを新設する費用は本学が負担し、階段修繕費と年間の維持費は、秦野市が負担します。

7日のイベントに出席した学生は、「夏場は特に登るのが大変でした。大学へ向かうのが楽になると思うとうれしいが、なくなる寂しさも少しあります」と話し、近隣住民からは、「工事期間中は現状ある迂回路を使うことになるので、上へ行くのは大変だが、エスカレーターが完成してからの利便性を考えたら苦にならない」と笑顔を見せていました。

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