秦野市と伊勢原市の小学生を対象に「子どもと保護者で一緒に楽しむ『ものつくり体験教室』」を開催しました

8月24日に湘南キャンパスで、秦野市と伊勢原市の小学5、6年生と保護者を対象にした「ものつくり体験教室」を開催しました。これは、保護者とともにものつくりの楽しさを体験してもらい、理科や工作分野への関心を高めてもらおうと本学教育支援センター技術支援課が毎年行っているイベントです。約180名の児童とその保護者が参加し、「化学」「機械」「芸術」「情報」の4つのプログラムに分かれて、実験や工作を体験しました。

化学部門では、人工イクラとスライムづくりに挑戦。児童は、自分の手でつくった3色のスライムや人工イクラの感触を楽しんでいました。「パソコンによるゲーム作り」を実施した情報部門は、パソコンの総合開発環境「RAD Studio」を使って、簡単な3Dレーシングアプリを制作しました。機械部門は、真ちゅうやアルミニウムを旋盤で削り、コマや参加者の名前を入れたキーホルダーも作成。コマ選手権大会も開催し、1位から3位に入賞した児童にはメダルをプレゼントしました。「レーザーカッターによるキーホルダー作成」に取り組んだ芸術部門では、レーザー加工機でアクリル板に参加者の名前を刻んだ後に、4種類の金属箔で装飾。どの部門でも参加者たちは熱心に取り組む姿が見られました。

参加した小学生からは、「普段触ることのない機械を使ってみて、はじめは怖かったけれど、ものづくりを楽しめてよかった」といった感想が聞かれ、子どもたちの作業を見守っていた保護者は、「大人でも楽しめる内容でした。なかなか大学に来る機会はないので、いい経験になりました」「子どもと一緒に実験を楽しめました」と話していました。

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