「JSTフェア2016」に出展しました

工学部動力機械工学科の長谷川真也准教授の研究室では、8月25、26日に東京ビッグサイトで開催された「JSTフェア2016」(主催=(国研)科学技術振興機構=JST)に研究成果を出展しました。この展示会は、JSTによる産業創造を目指した各種支援事業の紹介や事業の成果を展示発表する機会として開催されたものです。

長谷川准教授は、JSTの「戦略的創造研究推進事業/先端的低炭素化技術開発」の採択を受けて取り組んでいる「廃熱回生用高効率熱音響システム」を紹介。熱を音に変換する「熱音響機関」を使って工場や自動車の廃熱を回収し、電気や冷却・加熱などに再利用する技術について、実機も展示しながら紹介しました。会場では、長谷川准教授のほか、研究室の学生たちも説明員として活躍。企業や研究機関の担当者に研究の特徴や仕組みを熱心に説明していました。

長谷川准教授は、「展示会に出展することで新たなパートナーの発掘につながり、研究を発展させていく上で有益なアイデアを得ることもできます。今後もこうした機会を積極的に活用しながら、一日も早く技術を実用化させたい」と語りました。また学生は、「幅広い分野から多くの方に来場していただき、自分が取り組んでいる研究の社会的関心の高さをあらためて実感すると同時に、研究への意欲も高まりました」と話していました。

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