5th Global Citizenship Seminarを開催しました

グローバル推進本部では12月21日に湘南キャンパスのインターナショナル・カフェで、今年度5回目となる「Global Citizenship Seminar」を開催しました。本セミナーは、世界を舞台に活躍している専門家らとの交流を通じて、学生の国際感覚を養うことを目的に今年度から実施しているもので、今回は学部3年生から、修士そして博士課程(総合理工学研究科)まで7年間に渡って本学で学び、博士号を取得した卒業生でマレーシアのサラワック大学のMohd Danial Ibrahim博士が、日本留学のきっかけになったこと、自分自身が留学生として日本で経験したことや感じたことなどについて講演。留学を希望している学生や、現在在籍中のマレーシア人留学生、教職員約40名が参加しました。

Ibrahim博士は、父親の勧めで東海大学に進学したものの、入学当初は日本語がうまく話せなかったことからテレビ番組や音楽を聴いて言葉を覚えたエピソードや、同じ国の出身者とばかり接していたために日本人学生の輪に入れなかったといった失敗談を紹介。「自分と同じ国の人とばかり接していては語学も上達しないし、生活にも慣れません。海外に留学した際には、できるかぎり多くの人と接するようにしてください。海外の大学で生き抜くためには、よい先輩や友人、恩師、よい授業を選ぶことが大切です。人生は一度きり、すべての機会を大切にしてください」とアドバイスしました。

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