秋学期「日本語教育特別講座」修了式を行いました

国際教育センターが開講している2016年度秋学期「日本語教育特別講座」の修了式を、1月27日に湘南キャンパスで行いました。本学では、海外の大学との学術協力協定に基づいて約30の国と地域から日本語研修生を受け入れており、10カ月から半年の間で日本語と日本文化などを学ぶ研修プログラムを実施しています。

今年度の秋学期で修了したのは、漢陽大学(大韓民国)15名、サイアム大学(タイ王国)3名、ストックホルム大学(スウェーデン王国)2名、清州大学(大韓民国)2名、ベルゲン大学(ノルウェー王国)1名、台湾東海大学(台湾)1名の計24名です。当日は、ともに学んだ留学生や教職員も出席し、修了生の門出を祝いました。

はじめに、本講座主任の斉木ゆかり教授が、授業の様子や国際フェア、スピーチコンテストといったイベントでの活動など、プログラムの概要を報告。秋学期の半年間を振り返り、「研修や行事を通して日本人の友達を増やし、最後の定期試験やレポートの提出でも努力してよい成績をおさめました。みなさんが充実した日々を送り、また日本に来たいと思ってくれたなら、このプログラムは大成功だったといえます」と語りました。続いて、本センターの山本佳男所長が、「この湘南キャンパスで得た経験を大いに生かし、みなさんが国と国の架け橋となることを期待しています。また、それぞれの夢に向かって前進していってください」と話しました。

また、今回は漢陽大学の李康民教授も出席。「ご指導いただいた諸先生方のおかげで、留学生の皆さんは貴重な日本での体験を積み重ねることができたのではないかと思います。この湘南キャンパスで得られた貴重な経験を、今後の進路に大いに生かし、未来の人生に役立てていくことを心からお祈りします」と祝辞を述べられました。

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