「東海大学総合英語力検定コース」の2016年度合格者認定証授与式を行いました

湘南キャンパスで1月28日、「東海大学総合英語力検定コース」の2016年度合格者認定証授与式を行いました。この特別プログラムは2005年度から、外国語教育センター(現・国際教育センター英語教育部門)が独自に実施している英語力の認定制度で、就職や留学に役立つ実践的な英語力の養成を目的として、1級から3級までの検定試験を7月、12月の年2回実施しています。各級に合格するためには、筆記試験(TOEFL®、TOEIC®、英検などの外部試験)で基準点をこえることに加え、外部基準によるスピーキング、ライティング試験で規定のレベルに達することが求められます。この検定試験を目指す学生を対象に、本センターでは選択科目「総合英語力検定セミナー」を週2コマ開講し、受験級に合わせた3段階の授業を用意しています。合格者の多くはこの授業を受講し、筆記試験対策とともにスピーキングやライティングの訓練を重ね、英語力の向上に努めています。

今年度は、1級14名、2級8名、3級25名の学生が検定試験に合格しました。松前記念館講堂で実施した表彰式では、山田清志学長と本センターの山本佳男所長が合格者一人ひとりに認定証を授与。その後、1級合格者の森脇美津子さん(文学部英語文化コミュニケーション学科4年次生)と2級合格者の中村実歩さん(教養学部国際学科2年次生)が英語でスピーチしました。森脇さんは、「私は、ライティングやスピーキングの能力はあっても、テストの点数が伸ばせないタイプでした。心が折れそうな時もありましたが、先生やモチベーションの高い仲間に励まされ、3度目の挑戦でやっと1級に合格することができました。このセミナーを通じて得たレベルの高いコミュニケーション能力を、春から就職先での仕事に生かします」と話しました。また、中村さんは、「このセミナーを通じて、“将来は英語を使い、世界を舞台に働きたい”と強く思うようになりました。バランスの取れた英語力を身につけられるよう熱心に指導してくださった先生と仲間たちに感謝します」と笑顔で話していました。

また、今年度は初の試みとして、本学在学中に本コースに合格した卒業生8名を招き、現在の職務内容や合格者へのアドバイスを話してもらいました。中には、海外の大学で更に勉強を続けている人や、就職した企業で国際的な業務に携わる人など、語学力を生かした活躍をしている卒業生が多く、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

【1級合格者】14名
※海外の大学院で授業を受けることができ、企業でも広く国際人として活動できるレベル
原田承実さん  (観光学部観光学科卒業生 ※2016年度春セメスターで卒業)
森脇美律子さん (文学部英語文化コミュニケーション学科4年次生)
村田明広さん  (体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生)
高橋里奈さん  (文学部ヨーロッパ文明学科3年次生)
白井達也さん  (文学部英語文化コミュニケーション学科3年次生)
本田紗月さん  (教養学部国際学科3年次生)
川口順さん   (工学部航空宇宙学科3年次生)
恒見卓矢さん  (工学部航空宇宙学科3年次生)
ケイン・ネプ・スルンさん (政治経済学部経営学科3年次生)
トウメイキさん (文学部英語文化コミュニケーション学科2年次生)
西田汰雅さん  (教養学部国際学科2年次生)
マハウォンウィリヤ・スタシニーさん (教養学部国際学科2年次生)
原仁美さん   (教養学部国際学科2年次生)
延聖也さん   (文学部英語文化コミュニケーション学科1年次生)

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