効果的な教授法を学ぶ教員向けの短期研修プログラムを実施しました

2016年度大学教育グローバル化短期集中教員研修プログラム(CLIL)を、3月6日から8日まで(初心者コース)と、9、10日の両日(経験者コース)の日程で、湘南キャンパスを会場に実施しました。学園の教育機関に所属する教員の教育力向上を目的に、オーストラリア・クイーンズランド大学の英語教育機関(ICTE)から講師を招いて2012年度から毎年実施しており、今年度は東海大学と付属高校の教員約40名が受講しました。

このうち初心者コースでは、講師のリサ・アーノルド氏がContent and Language Integrated Learning(CLIL=英語と専門分野を同時に修得し、なおかつ学生・生徒の定着度を向上させる教授法)について講義。各回の授業ではグループワークなどを織り交ぜながら授業を組み立て、授業に主体性を持って取り組むよう工夫する手法を伝えました。教員らは講義内容をもとに、自らが担当する専門教科・科目を例に授業計画案を作成し、最終日に発表しました。

参加者からは、「これまで行ってきた授業に取り込めるアイデアも多く、とても有意義だった」「自分の教授法を見つめ直すよい機会になりました。参加者には英語教諭と大学で専門分野を教えている教員がいたため、語学と専門の授業内容についての意見交換もでき、参考になるアドバイスを得られたのもよかった」といった感想が聞かれました。

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