留学生対象の避難訓練を実施しました

湘南キャンパスで4月6日に、留学生寮「国際会館」に入寮している学生を対象にした避難訓練を実施しました。留学生のサポート役として国際会館で生活するレジデント・アドバイザー(RA)を務める日本人学生の発案で、昨年度から実施しているもの。今回は約50名が参加しました。

当日は寮の管理人による開始の合図を受けて、留学生たちが屋外へ避難。平成28年度熊本地震の被災地で支援活動にあたった平塚市の担当者から、地震発生時の身の守り方や緊急地震速報のシステム、熊本地震被災地の様子などについて説明を受け、起震車を使って実際の対処方法も学びました。

企画・運営にあたったRAの鈴木雅裕さん(工学部生命化学科2年次生)は、「留学生の中には、地震の経験が全くない人も多いことから、少しでも地震や防災への関心を高めてもらおうと昨年度から実施しています。留学生の中には日本語を学びに来ている人が多いので、訓練を重ねていけば万が一の際に自身を守れるだけでなく、留学生が外国人居住者と日本人の橋渡し役として活躍できるとも期待しています」と話していました。

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