サウジアラビアの研究所と平和戦略国際研究所が交流促進のための覚書を締結しました

サウジアラビア王国にあるキング・アブドゥル・アジーズ大学(KAU)プリンスハリドアルファイサルズセンターと本学の平和戦略国際研究所が3月10日に、相互協力および交流促進のための覚書を締結しました。同センターは、KAU付属の人文社会学系の研究機関で、KAUと本学がこれまでにも理工系分野での連携を深めていたことから人文・社会学系でも協力を深めたいとの要望をうけて実現。学術的・文化的な連携を促進する観点から、社会科学、科学技術をはじめ両機関が関心をもつ分野における教育・研究活動での協力を目指すもので、教員・研究者、学生の相互交流や共同研究、学術情報を交換し、連携を深めていく計画です。

調印式には、プリンスハリドアルファイサルズセンターのAlhasan Allamnakhrah所長のほか、山田清志学長と吉川直人副学長(国際担当、前平和戦略国際研究所所長)ら両国の関係者が列席。Allamnakhrah所長と吉川副学長が協定書に調印しました。調印式後には今後の連携に向けた具体的な話し合いも行われ、山田学長は「サウジアラビア王国は本学にとっても大変重要なパートナーであり、学術のみならず、相互の文化理解を深める活動などでも連携できると感じている。今回の協定が、さらなる連携にむけたステップとなることを期待している」と語りました。

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