国際教育センターのジョン・マドレー講師が2016年度ティーチング・アワードを受賞しました

国際教育センターのジョン・マドレー講師が2016年度「東海大学ティーチング・アワード」の優秀賞に選ばれました。本学では授業の質の向上を目指し、2002年から優れた授業を行う教員らを「ティーチング・アワード」として顕彰しています。1年間の講義科目の授業を対象に行った学生による授業についてのアンケートなどの結果に基づき、大学運営本部を中心とした厳正な審査を経て最終的に学長により決定するもので、2016年度は5名に優秀賞を授与しました。

応用言語学が専門のマドレー講師は、「英語リーディング&ライティング」「英語会話初級」「TOEFL入門」などの授業を担当しています。心がけているのは、学生たちが「ジャッジされているのではない」と思える雰囲気をつくること。間違いを気にせず、恐れることなく英語を話したり書いたりすることで、自分の言語力の限界を超えて成長してほしいと考えています。授業への関心を高めるために行っているペアワークやグループワークでは、頻繁にメンバーを換えて学生同士が刺激し合えるよう工夫。新しい語彙や表現を紹介する場合は、意味を明確に伝えてしっかりと記憶に残るようにボディーランゲージなどを用いるほか、教室内を動き回って学生が抱えている問題を見つけ、質問しやすい環境をつくっています。

マドレー講師は、「授業では、”本物のコミュニケーション”を主眼としています。学生たちがそれぞれの思いや考えを伝えるために真に英語力を必要とするのは、教科書を閉じた後。私の授業を通じて、実用的で人生を豊かにする英語に出会ってほしいと願っています」と話しています。

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