大学院進学説明を内包した学部全体就職ガイダンスを開催しました

高輪キャンパスでは5月19日、22日に3年次生向けの第1回学部全体就職ガイダンスを開催しました。「1人の人間にとって、大学卒業時の進路は人生の大きな岐路になる。大学生として残り2年を切ったこの時期に、これから実りある大学生活を送るための方向付けが必要となる」と常日頃から語り合う就職委員長、大学院専攻主任のもと、高輪キャンパスでは学生が進路を検討するにあたって、就職あるいは進学の一方からの情報提供ではなく、進路という枠組みの中で進学、就職を合わせての指針の場として、一昨年から就職ガイダンスの中で大学院への進学説明を行っています。今年は2日間合わせて約300名の学生が参加しました。

開会にあたり、高輪就職委員長の撫中達司教授から、「皆さんが就職活動をする場合、来年の今ごろは内定が出ている時期です。進学の場合は入学願書の準備をしている時期になります。1年後の自分を想像し、それまでにどのような準備をしていくべきかをよく考えてください」とあいさつがありました。続いて、株式会社ノストラムの内田耕市氏が登壇し、 SPIを中心とした筆記試験ガイダンスを行いました。内田氏は、「企業の採用選考で広く用いられているSPIは企業が求める人材像に近い人物かどうか判断するための試験です」と述べ、試験の仕組みの解説と練習問題を実施しました。次に、大学院情報通信学研究科専攻主任村山純一教授が、大学院進学へ向けての説明を行いました。村山教授は、「将来目指す職種が研究職でも営業職でも、学生時代に何か一つのことを成し遂げた経験は、就職活動や企業に就職した後に必ず活かすことができます。研究教育機関としての環境が整っている本学大学院に進学することで、大学4年間だけでは挑戦しきれなかった研究にチャレンジしてはどうでしょうか」と語りました。キャリア就職担当からの就職活動ガイダンスの後、6月1日に開設された就職サイトの開設10日前であるガイダンス当日に事前登録を行いました。

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