よょさんぽが近隣の保育園児を招いて「はちみつしぼり」のイベントを開きました

代々木キャンパスで活動するチャレンジセンター・ユニークプロジェクト「よょさんぽ」が6月2日、本キャンパス4号館の屋上に設置したミツバチの巣箱からはちみつを採取し、近隣の保育園児を招いて「はちみつしぼり」イベントを実施しました。本キャンパスでは、一昨年度から東京都渋谷区内にあるビルの屋上で養蜂やはちみつ採取、また環境問題に関する勉強会などに取り組む「渋谷みつばちプロジェクト」の活動に賛同。ミツバチの巣箱を設置し、よょさんぽのメンバーが週に1度、巣箱内のはちみつの量やミツバチのコンディションなどをチェックしてきました。イベントは、都会で暮らす子どもたちに向けた環境教育を行うとともに、学生と子どもたちの多世代交流を深めようと、本学の地域貢献活動の取り組みである「To-Collaboプログラム」の一環として企画したものです。

当日は、渋谷区立富ヶ谷保育園の園児33名を招待。園児の安全を考慮して、会場は巣箱から離れた2号館と4号館の間に設営しました。まずプロジェクトメンバーたちが考案したはちみつに関するクイズを出題し、「大学で飼っているハチは『ミツバチ』と『スズメバチ』のどちらでしょう?」や「ハチの世話をする時は、どんな服装をするでしょう?」、「ハチが運ぶのは『花粉』『土』『葉っぱ』のどれでしょう?」といった問題に、子どもたちが元気よく答えました。続いて、屋上に設置したカメラから会場に用意したスクリーンに巣箱から蜜のつまった巣板を取り出す様子を中継。さらに、蜂を取り除いた巣板を会場へと運び、園児とともに手動の遠心分離機を使ってはちみつを採取しました。最後に学生たちがこの日のために手作りした、ミツバチの巣を構成する蜜蝋で作ったキャンドルを子どもたちにプレゼント。学生と子どもたち双方が「楽しかったね」「また遊ぼう」と声をかけ合いながら終了しました。

プロジェクトリーダーの高橋彩花さん(観光学部観光学科4年次生)は、「クイズのコーナーは今回初めて企画しましたが、予想よりもたくさんの子どもたちが積極的に参加してくれました。映像での中継もメンバーの呼び掛けに大きな声で応えてくれるなど盛り上がったので、企画してよかったと感じています。子どもたちのパワーに元気づけられました。今後もこのような交流イベントを続けていきたい」と話していました。巣箱は10、11月ごろまで設置し、年間で3、4回ほどはちみつを採取する予定です。

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