カザフスタンとキルギスの大学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました

東海大学国際教育センターでは1月21日から26日まで、カザフスタン国立研究工業大学とキルギス国立総合大学の学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました。日本の技術への関心が高い両国の学生にロボティクスや画像工学などを学ぶ機会を提供しようと、科学技術振興機構の「さくらサイエンスプログラム」の採択を受けて行ったものです。両大学から24名の学生と教員が参加しました。

期間中の22、23日に行われた湘南キャンパスでのプログラムでは、最新のロボティクス技術について情報理工学部コンピュータ応用工学科の稲垣克彦教授や竹村憲太郎准教授、工学部機械工学科の小金澤鋼一教授らが講義。各研究室訪問や学生との交流会も実施しました。また25日には高輪キャンパスでのプログラムを実施。情報通信学部情報メディア学科の濱本和彦教授がヴァーチャルリアリティー(VR)技術の歴史や今後の可能性について講義したほか、同キャンパスにある実験実習施設を使ったVR体験も行いました。その後行われた組み込みソフトウェア工学科の清水尚彦教授の講義では、基礎的なゲームのプログラミング実習を行いました。さらに講義最終日の26日には高輪キャンパスにて情報理工学部情報科学科の尾関智子教授による「機械学習」、そして工学部精密工学科の山本佳男教授による「防災・災害救助とロボット」と題する講義が行われました。

参加者からは、「東海大学の各研究室が高いレベルで連携し、教員も学生もともにクリエイティブな姿勢で研究に取り組んでおり、常に新しい技術や知識を生みだしている様子が大変印象的でした。そうした雰囲気に接し、高い技術を学べたことは大きな収穫でした」「東海大のホスピタリティーも素晴らしく、今回のプログラムが東海大学と両国の大学による新たなジョイントプログラムにつながってほしい」といった声が聞かれました。

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