湘南キャンパスで2017年度秋学期学位授与式を挙行しました

2017年度秋学期学位授与式を3月24、25の両日、湘南キャンパスで挙行しました。湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原の各キャンパスにある大学院から博士学位取得者32名(博士課程18名、論文博士14名)、修士学位取得者340名が修了し、学部から5508名が卒業を迎えるとともに、別科日本語研修課程から29名が修了し、それぞれ社会に旅立ちました。また、25日午前の部では医療技術短期大学の学位授与式も併せて執り行い、89名に短期大学士の学位を授与しました。なお、熊本キャンパスは19日に、札幌キャンパスは21日に、それぞれ学位授与式を執り行っています。

当日はそれぞれの学位授与式で国内外から多数の来賓にご臨席を賜り、保護者の皆さまとともに修了生・卒業生たちの未来への一歩を祝福していただきました。両日とも、松前義昭理事長や山田清志学長ら壇上の教員は東海ブルーをアクセントカラーとして配したアカデミックガウンを着用して出席。学部の授与式では、各学部の総代に山田学長から学位記が授与されたほか、学業や課外活動で顕著な成績を収めた学生に贈られる総長賞などの各賞授与では、山田学長や髙野二郎副総長、各学部長らが表彰状と記念品を手渡しました。

山田学長は式辞で、来賓や保護者らへの感謝を述べるとともに、「今日の世界を見ると、20世紀に起きた2度の世界大戦による多くの犠牲のうえに築き上げた連帯感や寛容さが崩れているように思えてなりません。『建学の歌』にあるように、まさに“古き歴史の濁流”がこの21世紀に再び猛威を振るおうとしています。今こそこれを“せきてとどめて清め”なければなりません。卒業生諸君には、自ら考える力、挑み、集い、成し遂げる力を、そのための力として手に入れていただいたものと確信しています」と卒業生たちの今後に期待を寄せました。また、今年度に学校法人東海大学が建学75周年を迎えたことをふまえ、「75周年の節目は、これからの大学を取り巻く厳しい環境の中で、輝かしい歴史として2042年の100周年を迎えるための出発点です。卒業生の諸君がこれからも世界の荒波に立ち向かうように、東海大学も同じようにスタートラインに立ち、チャレンジを続けていきます。それこそが本学がモットーとしてきた『先駆けであること』にほかありません。Think Ahead, Act for Humanity、東海大学のさらなる前進を誓い、卒業生諸君の前途に洋々たる未来が広がることを祈念します」と述べました。

また、祝辞では学校法人東海大学の松前義昭理事長が登壇。「学園の教育指針となる“若き日に”から始まる、“思想を培え”“体躯を養え”“智能を磨け”“希望を星につなげ”の言葉は、人生における青春のあり方を示唆しています。さらにその青春を保つ手段であり、人生を充実させるものです。卒業後もこの言葉を胸に前向きに歩んでください」と話し、卒業生に向けて実社会で活躍するためのアドバイスとして、「私生活では無趣味より多趣味を勧めます。個人で楽しむ趣味も結構ですが、職場の人たちとコミュニケーションできる趣味を持ちましょう。職場での人間関係に必ずいい結果をもたらしてくれます。目先の目標は一瞬で過ぎ去ります。後悔のない人生を送るためにも、今一度、自分の人生観、人生の目的についても考えてみてください」と語りかけました。

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