吹奏楽研究会が「第41回全日本アンサンブルコンテスト」で金賞を受賞しました

湘南キャンパスの吹奏楽研究会が、神奈川県・よこすか芸術劇場で3月21日に開催された「第41回全日本アンサンブルコンテスト」に出場し、大学の部で金賞を受賞。同大会では8年ぶりとなる頂点に輝きました。一編成あたり3名から8名による重奏(アンサンブル)の音楽コンテストで、今回は吹研から木管八重奏のグループが出場しました。

披露した『3つの幻影』(松下倫士作曲)は、「メンバー全員が繊細な曲調ときれいなフレーズを気に入り、全体練習が終わった後、夜遅くまでたくさん練習してきました」とリーダーの松尾理紗さん(教養学部4年次生)。昨年10月下旬にメンバーを編成し、今年1月の東京都予選、2月の東京都大会を勝ち進んで全国大会に臨みました。松尾さんは、「目指していた金賞を受賞できてとてもうれしい。ほっとしているのと同時に、昨年の10月から、正月以外はほぼ毎日このメンバーで練習していたので、本番が終わってしまって寂しい気持ちでいっぱいです。練習は大変でしたが、これまでの期間は苦しい気持ちよりも楽しい気持ちの方が勝っていました。依頼演奏で外部に出向いて演奏する機会も多く、一日ずつ絆が深まり、今では家族のような存在です」と振り返ります。

また、ともに出場した主将の斎藤加奈さん(同)は、「東京都予選を終えた後の2月中旬には、ほかの部員たちが全国マーチングステージで初の金賞を受賞したので、『マーチングに出場したからアンサンブルはだめだった』と言われたくないと思い、『私たちもいい成績を出さないと』『今年こそリベンジして金賞を取ろう』と、より気合いが入り切磋琢磨してきました。吹奏楽の世界では、マーチング、アンサンブル、10月に開催される全日本吹奏楽コンクールの3つの大会で金賞を受賞することを“3金”と呼んでいます。全日本コンクールを連覇して、今年度は吹研史上初となる3金を達成したい」と力強く語りました。

なお、同大会の高校の部では、付属高輪台高校と菅生高校の吹奏楽部も金賞に輝きました。

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