「第1回スポーツボランティア研修会」を開催しました

湘南キャンパスで5月23日に、「第1回スポーツボランティア研修会」(主催:NPO法人湘南スポーツコミュニティセンター)を開催しました。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのボランティアスタッフが2018年9月に募集開始となることを受け、本学の学生や教職員がスポーツボランティアとして大会へ参加することを支援しようと今回初めて実施したものです。

当日は約300名の学生や教職員が参加しました。はじめに、チャレンジセンターの岡田工センター長があいさつに立ち、「日本でオリンピック・パラリンピックが開催されるのは約50年ぶりなので、生きているうちに自国開催を経験できるのは2度と無いかもしれません。学生の皆さんに活動の幅を広げていってもらうために、大学として支援を続けていきたいと思っています」と語りました。研修会では、東京都レクリエーション協会専門委員の高尾都茂子氏が登壇し、簡単な手遊びやペアを組んで行うゲームを実施。「全国からさまざまな年代の人が集うボランティアでは、初対面の人といかにコミュニケーションをとれるかがとても大切です」と語り、冷え切った雰囲気をコミュニケーションで和ませる「アイスブレイク」の重要性について説きました。続いて、日本ボランティアネットワーク事務局の但野秀信氏が、スポーツボランティアの定義について解説。これまで自身が経験してきたボランティアの現場を振り返り、「競技そのものが好きでなくても、やりがいや興味を感じられれば大丈夫。スポーツは楽しむものなので、ボランティアにも楽しんで参加してもらえれば」と語りかけました。

その後も、「スポーツボランティアに必要なもの」をテーマにしたグループワークや、障害者スポーツの大会におけるボランティアの仕事内容など、多岐にわたる内容の研修を実施。参加者からは、「研修会に参加して、スポーツボランティアになりたいという気持ちが強くなった。一生に一度かもしれないので、どんな形でも大会運営に携わりたい」「自分が所属している水泳部には障害を持っている選手もいるので、パラリンピックの運営ボランティアに興味がある」「オリンピック・パラリンピック以外にも、国内のさまざまなスポーツイベントでボランティアを募集していることがわかったので、まずは地域のイベントから参加してみたい」といった感想が聞かれました。

なお、6月5日(火)には湘南キャンパスで第2回研修会の開催が決定。今回の研修申し込みに間に合わなかった方や興味をお持ちの方はぜひご参加ください(詳細は下記サイト参照)。7月15日(日)には、研修会受講者のうちスポーツボランティア活動の経験がある方を対象とした「スポーツボランティア・リーダー養成研修会」も開催予定です。
▼第2回スポーツボランティア研修会 開催要項
https://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/challenge/news/detail/2_4.html

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