2018年度の東海大学秋学期入学式を9月20日の午後に、湘南キャンパス松前記念館講堂で挙行しました。この秋学期は、湘南と高輪、清水キャンパスの大学院、学部、別科日本語研修課程に計80名が入学(編入学含む)します。
式では、各大学院研究科や学部、別科日本語研修課程に入学する学生の代表者と人数が読み上げられた後、山田清志学長による入学許可宣言がなされました。山田学長は入学生の大半が留学生であることから英語で式辞を述べ、「昨年、本学園は建学75周年を迎えました。本年を、建学100周年を見据えての節目の年、さらにはあらたな挑戦の始まりの年と位置づけ、『先駆けであること~Think Ahead, Act for Humanity~』というブランドメッセージを掲げました。新入生の皆さんは、このメッセージを胸に、学びも遊びも主体的に取り組み、自らの将来を見据えて充実したキャンパスライフを送ってください」と呼びかけました。
続く祝辞では、学校法人東海大学の松前義昭理事長が登壇。新入生に向けてお祝いのメッセージを述べるとともに、学園の創立者・松前重義が本学の母胎である望星学塾に掲げた「若き日に」から始まる4つの言葉を紹介し、「汝の『思想を培え』『体躯を養え』『知能を磨け』『希望を星につなげ』という言葉は、物事の見方をしっかりと確立し、強い心と身体を鍛え、知識をもとに考える力を磨き、高い理想に向けて努力を続ける人になろうと呼びかけるものです。新入生の皆さんには、在学中を通じて『思想を培う』ための基盤づくりに取り組んでもらいたい。思想は皆さんがどのように生き、どのような経験をしてきたかによって得られるものであり、人から押し付けられるものではありません。個性として人生に生かされ、求めれば求めただけふくらみ、心に宿るものでもあります。皆さんが高い理想を掲げ、学生生活を送られることを希望します」とエールを送りました。
最後に、梶井龍太郎副学長が閉式の辞で、「本日入学した皆さんの前には未知の世界が広がっています。前人未到の山に挑む登山家のように挑戦を続けてください。また、本学での学生生活を通じて世界中の人たちと知り合い、異文化を理解し、仕事ができるグローバルな人材として成長し、世界に羽ばたいてくれるとことを期待しています」と語りかけました。