熊本キャンパスで11月1日から3日まで、建学祭「第46回欅祭」を開催しました。本キャンパスの建学祭は2016年から、それまで熊本で開いてきた「東熊祭」と阿蘇キャンパスの「数鹿流祭」の合同開催という形をとってきましたが、今年度から熊本・阿蘇の両学生会が統合して「九州学生会」となったことから、建学祭実行委員会も一つの組織になり、新しい祭典を盛り上げようと名称を「欅祭」に改めました。今回のテーマは「希望」や「常に前進」という花言葉を持つ「Gerbera~希望に満ちる大輪の花笑み~」。来場者の皆さんが希望に向かって進み、花のように笑ってくれるお祭りにしたいという実行委員の思いを込めています。
初日は、優れた成果を挙げた学生を表彰する「課外活動九州キャンパス長表彰式」と建学記念式典に続いて「スガリンピック(運動会)」を実施。学生サークルや研究室ごとに日ごろの成果を披露するステージ企画や模擬店、教室展示も始まり、にぎわいを見せました。2日目は恒例の女装コンテストや、隣接する付属熊本星翔高校吹奏楽部の演奏とチアリーディング部の演舞などで盛り上がりました。最終日の3日目は朝から多くの来場者を迎え、キッズダンスなど地域住民によるステージや餅つき、井上苑子さんのライブ、今年初開催の「ミス・ミスターコンテスト」なども人気を博しました。また2日目と3日目には、今年7月に交流及び連携に関する包括協定を締結した尚絅大学と共同で開発した「尚絅大学×東海大学 和スイーツ」も無料配布。阿蘇実習フィールドで収穫したブルーベリーを使い、尚絅大学の教員がレシピを考案した1日限定75食のスイーツに長蛇の列ができていました。
実行委員長の原口和也さん(農学部3年次生)は、「教室内の展示もより多くの人に見てほしいと思い、昨年に続いて『展示企画スタンプラリー』を実施しました。10カ所を巡るとお菓子をプレゼントする企画に多くの子どもたちが参加してくれて、外の模擬店やステージだけでなく、キャンパス全体で盛り上がる建学祭になったと思います。テーマにあるガーベラの花が咲く9月から11月にかけて、私たち実行委員も一丸となって準備してきました。来場者や協力してくださった地域の方々はもちろん、先生方や学生も含め、かかわってくれたすべての人の顔に笑顔が咲く祭りにできたと思います」と充実の表情を見せていました。