特別栄誉教授授与式を挙行しました

東海大学では1月25日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、特別栄誉教授授与式を挙行しました。このほど新設された特別栄誉教授の称号は、学術文化や社会の発展に特に顕著な功績があり、学園への貢献が期待される研究者に贈られるものです。今回は日本学術会議会長や学校法人東海大学理事・評議員、東海大学医学部長などを歴任した黒川清氏とノーベル物理学賞受賞者で理学部教授などを務めた小柴昌俊氏、世界水素エネルギー学会副会長や本学工学部長などを歴任し、ドイツ・バーデンビューテンベルク州の日本代表とかながわサイエンスパーク社長を務めている内田裕久氏に贈られました。

黒川氏と内田氏が出席し、学校法人東海大学の理事・評議員が参列した式典では、冒頭で山田清志学長があいさつ。「本学が長年希求していた特別栄誉教授の制度がこの度が実現し、今回3名の先生に差し上げることになりました。先生方の活躍に恥じない業績を東海大学として今後も積み上げてまいりたいと思っています。本日3名の先生方にこの称号を差し上げることを本学の誉れとして、頑張ってまいります」と語りました。その後、松前達郎総長から教授記が、山田学長から記念の盾がそれぞれ手渡されました。

黒川氏は、「私自身が研究者として最も長くかかわり、ベースになっているのが東海大学だと思ってきました。教職員や学生さんなど、多くの皆さまのおかげでさまざまな活動をすることができました。私のホームグラウンドだと思っている東海大学の皆さまからこのような称号を頂戴したことを心より感謝します」とあいさつ。内田氏は、「1969年に東海大学に入学し、最初にインパクトがあったのは第3回海外研修航海に参加したことです。この時の経験が私の国際感覚を培ってくれました。その後、東海大学に勤務する中で産業界と大学、国、地方自治体との関係づくりにかかわる仕事にも携わっています。私の50年近い東海大とのかかわりを振り返ると、その仕事はほとんど東海大で培われたものが基礎になっていると感じています。これからも卒業生として努力していきたい」と語りました。

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