第50回を迎えた海外研修航海の記念イベントを実施しました

学校法人東海大学海外研修航海が2月9日から3月27日までの航海で50回の節目を迎えたことを記念し、3月27日から28日にかけて「第50回海外研修航海記念スペシャル 望星丸 横浜―清水記念航海」を実施しました。海外研修航海は、本学の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)で諸外国を巡り、異文化理解・環境保護・協調性の大切さなどを実践的に学ぶ学園独自の教育プログラムです。今回は、第50回の研修団を乗せた望星丸が神奈川県・横浜港大さん橋国際客船ターミナルに帰港する日に合わせて、横浜港での船上パーティーと静岡市・清水港までの1泊2日の記念航海を企画しました。過去の研修航海に参加した本学卒業生や教職員らが集い、船上パーティーには121名、記念航海には73名が参加しました。

学生食堂で行った船上パーティーでは、開会にあたり山田清志学長が「今回は幅広い年代の卒業生の方々にお集りいただき、とてもうれしく思います。皆さんで楽しく語り明かしましょう」と呼びかけ、第1回の研修航海に乗船した宮崎文子さんの乾杯でスタートしました。会場のモニターには過去の研修航海の写真が映し出されたほか、各回の「しおり」や、東海大学新聞に掲載された研修航海の記事などが用意され、参加者たちは思い出話に花を咲かせました。第18回に参加した矢部雅美さんは、「今回は同じ年代の卒業生だけではなく、幅広い年代から多くの卒業生が参加していて、それぞれの思い出話を聞く楽しみがありました。年齢や当時乗船していた船が違っても、何十日も船で共同生活を送るという共通点があればつながっていると感じました」と笑顔を見せました。

午後9時ごろに横浜港を出港した望星丸船内では、翌日朝にプランクトンの採取や発泡スチロールの容器を用いた水圧実験などを実施。操舵室では乗組員による計器類の説明も行いました。望星丸は正午前に清水港に到着し、参加者たちは充実した表情で下船しました。

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