「先端技術コミュニティACOT」の10周年記念懇談会を開催しました

熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが昨年度に結成10周年を迎え、3月21日に本キャンパスの学生食堂「シエスタ」と東京都内をテレビ電話で結び「10周年記念懇親会」を開催しました。ACOTは2008年度に本キャンパスで結成。ETロボコンへの出場などを通じて技術力を養うとともに、培った技術を生かして学外向けのものつくり教室といった地域貢献活動を展開してきました。

当日は現在のプロジェクトメンバーやコーディネーター、アドバイザーを務める教職員をはじめ、本プロジェクト出身の卒業生ら35名が参加。まず、熊本会場の「シエスタ」で本プロジェクト結成時からアドバイザーを務めている中嶋卓雄学長補佐(情報教育センター教授)があいさつし、「ACOTは10年にわたる活動を通じて、学生らの活動を顕彰する学園の『松前重義賞・文化部門』で複数回にわたって表彰を受けるなど幅広い活躍を見せ、学内でも知名度の高い団体に成長してくれました。振り返ってみるとこの10年は短く感じますが、その間、熊本地震の被害なども乗り越え、ETロボコンに挑戦を続ける一方でものつくりイベントなどを通じて地域の子どもたちに科学の楽しさを伝えるなど、社会貢献も果たしてくれる姿を見てうれしく感じています」と語りました。

続いて、初代プロジェクトリーダーの服部祐一さん(産業工学部機械システム工学科2009年度卒)が登壇し、「ACOT結成は、チャレンジセンターのプロジェクト募集が熊本キャンパスでも始まった際に、中嶋先生と”応募しよう”と話し合ったことがきっかけでした」と振り返り、「今も活動が続いていることはとても素晴らしく、今後も継続してもらいたい」と呼びかけました。その後は、熊本会場、東京会場ともに参加者がこれまでの活動についての思い出や今後への期待を語り合いました。また、今回の懇談会に合わせて記念の冊子も作成。歴代のプロジェクトリーダーがコメントを寄せたほか、年度ごとの活動実績なども紹介しています。

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