代々木学生会が阿蘇実習フィールドや熊本キャンパスを訪問しました

代々木学生会に所属する観光学部の学生3名が、3月15、16日に本学阿蘇実習フィールドや熊本キャンパスなどを訪問しました。次年度の幹部に就任予定の学生が熊本キャンパスで活動する九州学生会と交流を深め、協力体制の構築や共同事業の実施に向けた意見交換を目的に毎年実施しているものです。

15日に熊本入りした一行は、まず熊本県南阿蘇村にある本学阿蘇実習フィールドを訪問。農学部応用植物科学科の村田達郎教授やフィールドの技術職員からキャンパス間をつなぐ取り組みとして毎年代々木キャンパスへ贈られているサツマイモの品種について説明を受けました。また、フィールド内の牛舎では飼育されている乳牛のほか、ヒツジやブタの様子も見学し、農学部の学びに触れる機会となりました。その後は熊本キャンパスに移動し、九州学生会のメンバーと交流。お互いの組織のあり方や活動方針、11月に開かれる建学祭に向けた取り組みなどについて情報を交換しました。

翌16日には、まず熊本県嘉島町にあり、学園の創立者・松前重義博士の生家が移築された「松前重義記念館」を見学。創立者を紹介する映像や貴重な資料を通じて学園の歴史への理解を深めました。午後には2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城を見学し、自然災害の脅威についても意識を高める機会となりました。

2019年度の代々木執行委員会委員長を務める石川貴紀さん(2年次生)は、「私たちが普段過ごしている代々木キャンパスと熊本キャンパスでは規模が違いますが、熊本では地域住民の皆さんとの交流企画が行われ、その距離が近いことが印象に残りました。私たちも地域の夏祭りなどに参加はしていますが、まだまだ限られた範囲。今後は九州の事例を参考にして、できる範囲で活動の幅を広げていきたい」と語ります。また、同じく2019年度代々木監査委員会委員長の金子夏海さん(同)は、「阿蘇実習フィールドに近い阿蘇大橋の崩落現場や、熊本城の崩れた石垣など、地震発生当時は高校生だった私たちにとってテレビの中の出来事だった現場を初めて訪れたことで、被災された方たちが感じたであろう恐怖に思いがいきました。そのころの様子を話してくれた九州学生会のメンバーも皆しっかりしていて責任感を感じました。私たちもこの経験をしっかりと生かしたい」と話しています。

※学年は熊本キャンパス訪問当時

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