ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームがオーストラリア大使館で開かれたブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ国内出場チーム壮行会に出席しました

東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームが8月27日、東京都港区のオーストラリア大使館で開かれた2019ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)の国内出場チーム壮行会に出席。駐日オーストラリア大使のリチャード・コート閣下や駐日オーストラリア大使館商務部コミッショナーのサリー・ダウンゼンド氏、株式会社ブリヂストン代表執行役CEO兼取締役会長の津谷正明氏らから激励を受けました。

この催しは、ブリヂストンがタイトルスポンサーとして協賛し、ソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」を出場チームに供給しているBWSCが今年10月にオーストラリアで開催されるにあたり、大会に出場する日本国内のチームにエールを送ることを目的に開かれたものです。BWSCは太陽光を動力源として約3000kmを走破する世界最高峰のソーラーカーレースで、本チームは09年と11年に優勝。17年の前回大会では4位に入っています。

当日は、今年のBWSCに出場を予定している呉港高校、名古屋工業大学、工学院大学のメンバーとともに本学チームも出席。チャレンジセンターの岡田工センター長(現代教養センター教授)やチーム監督を務める木村英樹教授(工学部電気電子工学科)と福田紘大准教授(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻)、プロジェクトリーダーの武藤創さん(工学部動力機械工学科4年次生)ら学生メンバーとコーディネーターの職員が参加しました。コート閣下や津谷氏らからの激励のメッセージに続いて、本学チームのメンバーが登壇。武藤さんが代表してあいさつに立ち、英語でこれまでの戦績を紹介したほか今大会に向けた意気込みを語りました。

武藤さんは、「大会に向けて新型マシンも完成に向かっています。太陽光による発電の効率向上と空力性能の向上は相反する部分があるのですが、この新マシンではそのバランスがとれた形状になっていると自負しています。ここ3大会はオランダのチームが強く、後塵を拝してきましたが、本戦には全力で臨み1秒でも早くゴールにたどり着きたい」と意気込みを語りました。

なお、チームでは9月3日(火)に湘南キャンパスで報道陣向けの2019BWSC参戦体制発表会を開き、新型マシンのお披露目を行う予定です。

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