看護師キャリア支援センターが「救急看護認定看護師教育課程」の開講式を行いました

東海大学看護師キャリア支援センターでは9月2日に伊勢原キャンパスで、「2019年度救急看護認定看護師教育課程」の開講式を挙行しました。今年度は、本学医学部付属病院の1名を含む、13都府県の病院に所属する看護師23名(男性13名、女性10名)が入学。式典には多数の来賓が参列し、研修生を激励しました。

本センターは、看護の新しい価値の提唱・実践を目指し、医学部付属4病院(付属病院、東京病院、大磯病院、八王子病院)と看護教育機関(健康科学部、大学院健康科学研究科、医療技術短期大学)が協力して2016年4月に開設。研修や実習、研究会などを通して、付属4病院に勤務する看護師や看護系学科の教職員のキャリア形成を支援するとともに、高水準の専門性を培う教育課程を展開しています。本課程はその一環として、付属病院に蓄積された救命救急医療に関する知識や技術を生かし、16年度から開講しているものです。

式典では、建学の歌の斉唱、研修生の紹介に続いて医学部付属病院の副院長でもある本センターの横田弘子所長が登壇。「救急看護認定看護師の活躍の場は、災害などの現場や施設内にとどまらず、地域へと広がっています。全員が本課程を修了して認定審査に合格し、あらゆる場所で役割を果たせる専門性の高い看護師になれるよう支援していきます。本課程での学びが充実した日々であるよう願っています」と式辞を述べました。副学長(医療・健康担当)の坂部貢医学部長は、「一人ひとりがなぜ今ここにいるのかを自分自身に問い、これからの7カ月間をどう過ごすべきかをしっかりと考えてください。認定看護師としてはもちろん、次の世代の育成にも貢献されることを期待しています」と激励。神奈川県看護協会の花井惠子会長は、「新たな知識を吸収し、さまざまな体験を通して学びを深め、後輩のモデルになる認定看護師になってください」とエールを送りました。

最後に、研修生を代表して橋本雄大さんが登壇。「本課程ではさまざまな試練や困難に遭遇すると思いますが、その先に多くの喜びがあると信じて自己研鑚に努めます。これまで指導してくださった方々や見守ってくれた家族への恩を忘れずに、仲間たちと切磋琢磨し、支え合いながら真摯に学び、全員で修了の日を迎えます」と誓いの言葉を述べました。

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