2019年度の春学期学位授与式を3キャンパスで挙行しました

2019年度の東海大学春学期学位授与式を9月26日に湘南キャンパスで挙行しました。本学では春と秋の年2回、湘南・熊本・札幌の3キャンパスで学位授与式を実施しています。熊本キャンパスも26日に、札幌キャンパスでは25日に、それぞれ授与式を執り行っており、全国で320名が卒業しました。

26日の午前中に、湘南キャンパス2号館大ホールで行った学位授与式では、湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原の各キャンパスの大学院生、学部生、留学生らに対して、学位記ならびに修了証を授与しました。内訳は、博士17名、修士21名、学士219名、乗船実習課程24名、別科日本語研修課程22名の計303名です。なお、熊本では学士10名、札幌では学士7名にそれぞれ学位記が授与されました。

式辞に立った山田清志学長は、英語でスピーチ。修了生や卒業生とその保護者らにお祝いを述べるとともに、「今年から卒業証書に新しい試みを行っています。学園の創立者・松前重義博士は卒業生一人ひとりに握手をされましたが、私なりに皆さんと直接向き合う手段として英文証書に自筆で署名しています。証書は英文と日本文の2種類ありますが、これからのグローバル時代に対応するため、英文が正本、日本文が副本です。その意味からこの学長式辞も英語で行っています」と紹介。さらに学園が2017年度に建学75周年を迎えたことに触れ、「これからの四半世紀は東海大学も100周年を見据えて、卒業生諸君と同じようにスタートラインに立って歩みたい。皆さんが明日から社会の荒波に立ち向かうように、本学もチャレンジを続けていきます。それこそが、東海大学のモットーである『~Think Ahead, Act for Humanity~先駆けであること』にほかなりません」と語りました。続いて学業優秀者に総長賞が授与され、髙野二郎副総長から代表者に賞状と記念品が手渡されました。

祝辞では松前義昭理事長が登壇し、学園の創立者・松前重義が教育の指針として掲げた「若き日に」から始まる「汝の思想を培え」「汝の体躯を養え」「汝の智能を磨け」「汝の希望を星につなげ」の4つの言葉を紹介。「この言葉には学生諸君に前向きな姿勢で生きてほしいという思いが込められています」と説明するとともに、卒業生たちに向けて「まずは職場での信頼関係の確立がもっとも重要になります。そのためには周囲と積極的にコミュニケーションを図り、失敗を恐れることなく経験を積んでください。人生設計を考え直すことで日々を充実させ、目的を忘れることなく希望の星に向かってください」と語りかけました。

最後に梶井龍太郎副学長が閉式の辞で、「東海大学は世界から高い評価を得ています。さらに、将来どのような評価を受けるかは、皆さんの活躍にかかっています。輝かしい未来をつくってください。東海大学はいつも皆さんを応援しています」と語りました。

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