陸上競技部駅伝チームが紋別小学校で陸上教室を開催しました

陸上競技部駅伝チームが9月20日に北海道・紋別小学校で陸上教室を開催しました。今年1月に行われた東京箱根間往復大学駅伝競走で初優勝を果たした駅伝チームは、11年前から夏季休暇に紋別市で合宿を張っています。今年も17日から24日にかけて、同市の陸上競技場やクロカンコースなどで10月14日に開幕する出雲全日本大学選抜駅伝競走に向けた練習を行っており、今回の陸上教室は競技の魅力や同市の職員や市民による合宿のサポートに感謝を伝えることを目的に実施したものです。

当日は、紋別小学校の5、6年生約120人が参加。駅伝チームの両角速監督(体育学部准教授)や中山駿主務(文学部4年次生)のほか、今年の箱根駅伝を沸かせた西川雄一朗副主将(体育学部4年次生)、北海道出身の小松陽平選手(同)ら13名が講師を務め、走る際の腕の振り方や脚の上げ方などを教えました。最後には選手たちも加わってクラス対抗のリレーも実施。選手が走ると、小学生たちは「すごい早い!」「すぐ追いつかれちゃう!」と驚いた表情を見せていました。閉会式では小学生から「今日は本当に楽しかったです。今日教わったことを体育の授業や運動会で発揮したいと思います。箱根駅伝の連覇を北海道から応援しています」とエールも送られ、学生たちも笑顔を浮かべていました。

なお、17日には両角監督、中山主務、西川副主将、小松選手らが紋別市役所を訪問。宮川良一市長ら関係者に日ごろの感謝と今年度の駅伝シーズンに向けた意気込みを語りました。両角監督は、「チームが力のない時代から長年にわたって多くのサポートをいただいたおかげで、ようやく箱根駅伝で優勝し、皆さんに恩返しをすることができました。今年度は、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝対校選手権大会、1月の箱根駅伝のすべてで優勝を目指し、チーム初となる大学駅伝三冠を狙います」と語りました。この言葉を受けた宮川市長からは、「箱根駅伝の優勝は私たちにとってもうれしい限り。王者としてのプレッシャーもあるかと思いますが、今回の合宿でさらに力をつけてもらい、三冠を勝ち取ってほしい」とエールが送られました。

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