代々木キャンパスで11月２、３日に、「第65回東海大学代々木建学祭」を開催しました。今回のテーマは「代々木駅伝～繋げ、日本の魅力～」です。観光学部のあるキャンパスらしく、日本国内における若者の旅行者が減少していることから、今年１月の箱根駅伝で優勝した東海大学陸上競技部駅伝チームの選手たちがタスキをつないだように、建学祭を通して日本の魅力を発信することで若い世代につないでいきたいという思いが込められています。
メーンとなる４号館では「全国ご当地お菓子試食ブース」を設営し、実行委員会が集めた日本各地の名物みやげを試食できるようにしたほか、観光学部生が訪れた旅行先についても紹介。各ゼミの研究や観光学部の実習・研修の成果発表といった展示企画も行いました。また、建学祭実行委員会による「ステージ企画」や「KEMIOトークショー」「スタンプラリー」、子ども向けの「移動動物園」や地域住民との共同企画による「バザー」を実施。昨年度から始まった「小田急電鉄企画」では、小田急電鉄の協力の下、小田急電鉄駅員のユニフォーム着用体験も行いました。また、両日ともに中庭・正門側の庭では、ゼミやセミナーに所属している学生が模擬店を出展し、「ご当地グルメ」をふるまいました。
実行委員長の中込佑斗さん（観光学部観光学科３年次生）は、「大きなトラブルなく２日間を終えられました。人気ユーチューバーでモデルやタレントとしても活躍しているKEMIOさんのトークショーには、はるばる九州からお客さんがいらっしゃるなど大変盛り上がり、若者に来てほしいという当初の狙いが果たせたと感じています。今回の実行委員会では、“運営する側が楽しんでいなければ、来場者の方たちに楽しんでもらえる催しにはならない”という思いから“自分たちが一番楽しもう”と心がけてイベントの運営に当たりました。来年度以降もこの思いをつないでもらいたい」と語りました。
