陸上競技部駅伝チームが箱根駅伝で初の復路優勝で総合2位となりました

東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が1月3日に行われ、陸上競技部駅伝チームが初の復路優勝で、2日の往路と合わせた総合では2位に入りました。山下りの6区を任された館澤亨次駅伝主将(体育学部4年次生)は、往路を制した青山学院大学と3分22秒差の4位でスタートすると、序盤から積極的に飛ばして3位・東京国際大学をかわします。平地となったラスト3kmも懸命に腕を振ってこれまでの区間記録を40秒更新する57分17秒で区間賞を獲得。首位と2分21秒差まで詰める快走を見せました。

続く7区では、ルーキーの松崎咲人選手(同1年次生)が2km過ぎに2位の國學院大學に追いつき、12km付近でスパートをかけて単独2位に浮上。首位との差をさらに20秒縮めてタスキをつなぎました。8区では、前回大会の同区間で区間新記録をマークした小松陽平選手(同4年次生)が2年連続で区間賞を獲得。青学大と2分差で迎えた9区では松尾淳之介選手(同)が区間8位と粘りの走りを見せ、2年連続でアンカーを務めた郡司陽大選手(同)は区間新記録に迫る好走でトップの青学大と3分2秒差の2位でゴールテープを切りました。復路は5時間23分47秒の大会新記録で初優勝、総合では前回大会の記録を上回る大会新記録の10時間48分25秒をマークしています。

両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「気候に恵まれたこともあり、学生たちはほぼ設定タイム通りに走ってくれました。前回大会の総合記録を上回り、復路優勝も果たせましたが、青学大に圧倒的な力を見せつけられました。大学駅伝は一度優勝してもさらにその上を目指していかないと勝てない時代になっています。失敗を恐れず、勇気を持ってさまざまなことに挑戦し、再び覇者となれるように頑張っていきたい」とコメント。初の区間賞を獲得した館澤駅伝主将は、「序盤の上り坂から臆することなく攻めようと決めていました。個人としての目標だった区間新記録を出せたことはうれしい。チームとしても前回大会の総合タイムを上回り、選手たちは全力を出しきったと思いますが、それ以上に優勝した青学大が強かった。連覇の夢は後輩たちに託します」と話し、2年連続区間賞の小松選手は、「前を走った館澤と松崎がいい流れでタスキをつないでくれたにもかかわらず、前と1秒しか差を縮めることができず悔しい。この経験は今後の競技人生に生かしたい」と先を見据えました。

出場選手の成績は下記の通りです。
1区 鬼塚 翔太選手(体育学部4年次生) 区間4位 総合4位
2区 塩澤 稀夕選手(体育学部3年次生) 区間7位 総合3位
3区 西川雄一朗選手(体育学部4年次生) 区間6位 総合5位
4区 名取 燎太選手(体育学部3年次生) 区間2位 総合4位
5区 西田 壮志選手(体育学部3年次生) 区間7位 総合4位
6区 館澤 亨次選手(体育学部4年次生) 区間1位 総合3位 ※区間新記録、区間賞
7区 松崎 咲人選手(体育学部1年次生) 区間3位 総合2位
8区 小松 陽平選手(体育学部4年次生) 区間1位 総合2位 ※区間賞
9区 松尾淳之介選手(体育学部4年次生) 区間8位 総合2位
10区 郡司 陽大選手(体育学部4年次生) 区間3位 総合2位
往路:5時間24分38秒(4位)/復路:5時間23分47秒(優勝)※大会新記録
総合:10時間48分25秒(2位)※大会新記録

なお、2、3日ともに湘南キャンパスの応援団、チアリーディング部、吹奏楽研究会も沿道から声援を送りました。皆さまの暖かいご声援ありがとうございました。

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