学生が「コモンズ防災イベント2020冬」に協力しました

現代教養センターが開講する授業「成し遂げ力演習」と「パブリック・スキル」を履修している学生ら15人が、1月19日に平塚市宮松町の「ららぽーとあおぞら公園」で開催された「コモンズ防災イベント2020冬」に協力しました。この催しは、「ららぽーと湘南平塚」を含む大規模複合開発事業で誕生した「ららシティ湘南平塚」のマンションや戸建てに住む住民を対象としたコミュニティ組織「LaLa湘南平塚コモンズ」が企画。大規模災害などが起きた際には地域住民が力を合わせることが重要になることから、普段から顔が見える関係をつくるとともに、安否確認訓練や炊き出し訓練を通じて防災意識を高めることを目指すものです。本センターの二ノ宮リムさち准教授が担当する授業では、17年度の春学期から当該地域と連携してさまざまな企画を実施しており、昨年度に続いて本イベントへの協力依頼を受けました。

当日は、親子連れなど約120名が来場し、学生たちが3つのブースを設けました。「防災ビンゴゲーム」では、ろうそくやスリッパなど災害時に役立つグッズが書かれたカードで「神経衰弱」を行い、2枚そろえた人はグッズにまつわるクイズに挑戦。正解するとビンゴカードの該当箇所に印をつけ、縦、横をそろえてビンゴを目指しました。「防災クッキング&クイズ」では、学生たちがツナ缶でつくるランプや、ビニール袋に卵液を入れて湯せんで作る卵焼きを実演するとともに、地震や台風などで被災した時に役立つ食にまつわるクイズを出題し、参加者たちは楽しみながら学びを深めていました。また、「スポーツde防災」では、災害時の避難の仕方や救急車の呼び方などに関するクイズを出題し、参加者たちが正解だと思う的に向けボールを投げたりけったりする企画を実施しました。

二ノ宮リム准教授は、「学生がイベントに参加すると子どもたちが喜ぶ、住民同士の交流が深まると参加者から好評です。学生にとっても地域の課題を実地で学び、課題解決につながる試みを体験する貴重な場になっています」と話しました。

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