新型コロナウイルスと闘う医学部付属病院の医療従事者に「伊勢原手作り甲冑隊」からエールが送られました

伊勢原キャンパスにある医学部付属病院に7月10日、伊勢原市で活動している愛好家グループ「伊勢原手作り甲冑(かっちゅう)隊」が来訪。甲冑を身にまとった隊員から本病院の医療従事者にエールが送られました。この団体は、同市にゆかりのある室町時代の武将・太田道灌にちなみ、甲冑作りをまちおこしにつなげようと2003年に発足。隊員が厚紙や組みひもなどを使って手作りした甲冑をまとい、さまざまなイベントに参加しています。今回は、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者らに感謝の気持ちを伝えようと、市内の医療機関などを巡りました。

当日は約15名が、戦国武将の出陣を彷彿とさせるほら貝の音とともに登場。本病院の医師や看護師、事務職員らが見守る中、「愛と勇気で患者を守る 医療従事者に感謝のエールを‼」と書かれた横断幕を手に松前記念講堂前の広場を行進しました。続いて代表者が、「日々ご尽力いただき、誠にありがとうございます。これからも私たちの命を守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます」とあいさつ。隊員が全員で鬨(とき)の声を上げ、エールを送りました。これを受けて本病院の渡辺雅彦病院長(医学部教授)が、「大きな勇気をいただきました。地域に貢献できるよう、これからも努力していきます」と述べました。