文学部の学生が特殊詐欺防止に貢献し逗子警察署から感謝状が贈られました

文学部歴史学科日本史専攻3年次生の井上勝海さんがこのほど、逗子市内にあるアルバイト先のセブンイレブン逗子7丁目店で特殊詐欺の未然防止に貢献。8月24日に逗子警察署から同店に贈られた感謝状の授与式に出席しました。

7月29日の夜にレジを担当していた井上さんは、来店した70代の男性が3万円分の電子マネーのギフトカードを購入しようとした際に特殊詐欺の可能性を疑い、店長とともに声かけを実施。男性が使用していたパソコンがウイルスによってフリーズし、不正に修理費用を請求するポップアップが出現していたことが分かり、同店から逗子警察署に通報しました。

井上さんは、「日ごろから警察署による特殊詐欺への注意喚起があったこともあり、男性の様子がおかしいと感じて積極的に声をかけました。逗子は生まれ育った場所であり大好きな地元なので、住民の方々には悲しい思いをしてほしくありません。店の利用者には年配の方も多いので、これからも危機意識をもって接客にあたりたい」と話していました。

また、躰道(たいどう)部に所属する井上さんは、新型コロナウイルスの感染拡大により、部員が集まっての課外活動を自粛する中でも、週2回オンラインでの練習を行っています。「躰道の目標は社会還元とされており、日ごろから相手を敬う気持ちや冷静に物事を判断できる精神を養い、社会に役立つ人間になるよう練習に励んでいます。今回犯罪を未然に防ぐことができたことは、これまで培ってきた経験があってこそだと感じています」と振り返りました。

※躰道(たいどう):空手をルーツに持つ日本の武道。現在、躰道部の活動には制限がありますが、今年度も新入生が入部しています。入部希望者は随時募集していますので、詳細は以下の公式SNSアカウントをご覧ください。

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