通信ネットワーク工学科の宇津准教授が2020年度松前重義学術奨励賞を受賞しました

情報通信学部通信ネットワーク工学科の宇津圭祐准教授が、学校法人東海大学2020年度松前重義学術奨励賞に選出されました。この賞は、優れた業績を挙げ、今後も学術研究上の発展が期待できる若手研究者を顕彰することにより、学園の学術研究の向上と発展、研究人材を育成することを目的としています。2020年度は学園内で2名が受賞されました。

宇津准教授は、災害時の情報共有にソーシャルメディア・SNSを有効的に活用していくため、災害時にツイッターに投稿される情報の分析や、SNSと連携した情報共有システムの研究開発を行っています。近年では、2019年度に松前重義基金巽良知(たつみよしとも)研究奨励賞を受賞、研究室の卒業生が電子情報通信学会の研究会より若手研究者賞を受賞していました。

今回の受賞に際し、「この度は名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。また、日頃からご支援をいただき感謝しています。今後も本学での教育・研究活動に尽力いたします。ご存知のとおり、新型コロナウイルス感染症の流行により授業や研究活動に影響が出ています。特に私どもの研究室について申し上げますが、以前は学生とともに国内外の各地に出かけて研究発表を行っていましたが、それができなくなっており大変残念です。今後しばらくは、オンラインでの研究発表が中心となると思いますが、研究成果を積極的にアウトプットしていきたいと考えています」と話しています。