徹底した新型コロナ対策で入学試験を実施しています

東海大学では、2月3日、4日の「文系・理系学部統一選抜(前期)」、7日から12日にかけての「一般選抜」(医学部は2月2日、3日に実施)といった学力選抜の入学試験において、各試験場で新型コロナウイルス感染症対策を徹底して実施しました。本学では、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、入学試験を実施するうえで文部科学省の「令和3年度大学入学選抜に係る新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドライン」に基づいて、方針を策定。昨年9月に実施した総合型選抜(学科課題型)の日程を遅らせたほか、面接試験をオンラインで行うなどさまざまな対策を講じてきました。

2月の学力選抜試験では、各試験会場に多くの受験生の方が集まることから本学オフィシャルサイトなどを通じて安全対策を周知。文系・理系学部統一選抜(前期)では、受験者の移動負担軽減のために福島県郡山市、栃木県宇都宮市、群馬県高崎市に試験場を追加しました。また、受験生の皆さんには、受験の1週間程度前から体調管理と検温の徹底をお願いし、試験当日も会場受付で検温を実施。37.5度以上の発熱がある、もしくは新型コロナに罹患し治癒していないなどの場合には受験をご遠慮いただくとともに、後日実施される試験への振替または追試験の出願を可能としました。

さらに、健康推進センターと医学部付属病院の協力のもと、試験監督者には体調管理と過去2週間の健康観察において、疑わしい症状が見られた場合には同センターに連絡して、入学センターが中心となって交代要員も用意するなど万全の対策を講じたほか、試験会場においてもサージカルマスクを着用し手指の消毒を徹底するなど感染対策を強化しました。また、試験監督者は可能な限りPCR検査を実施して全員が陰性であることが確認されていました。

入学センターの山本義郎所長(理学部教授)は、「試験日当日に発熱があるなどの事情でご連絡をいただいた受験生の方もいらっしゃいましたが、2月末に予定している振替試験を受けていただくよう案内するなど、大きなトラブルはなく前半の学力試験を終えることができました。2月28日に実施する文系・理系学部統一選抜(後期)など、今後行う試験でも同様の対策を行い、感染拡大防止を図っていきます」と話しています。