「東海大学総合英語力検定コース」の2022年度合格者認定証授与式を対面で行いました

語学教育センターでは2月4日に、湘南校舎1号館のGlobal AGORA(グローバル・アゴラ)で、「東海大学総合英語力検定コース」の2022年度合格者認定証授与式を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響により、対面での実施は3年ぶりとなりました。合格した学生たちは仲間や教員と喜びを分かち合い、なごやかに語り合いました。

この検定は2005年から本センター(旧・外国語教育センター)英語教育部門が独自に実施している英語力の認定制度です。就職や留学に役立つ実践的な英語力の養成を目的として、1級から3級までの検定試験を7月、12月の年2回実施しています。各級に合格するためには、筆記試験(TOEFL®、TOEIC®、実用英語技能検定などの外部試験)で基準点をこえることに加え、外部基準によるスピーキング、ライティング試験で規定レベルへの達成が求められます。将来、国際的な活躍を目指す学生のために、本センターでは選択科目「国際人養成セミナー」を週2コマ開講しており、合格者の多くはこの授業を受講し、筆記試験対策とともにスピーキングやライティングの訓練を重ねて英語力の向上に努めてきました。

今年度は、1級6名、2級5名、3級4名が検定試験に合格。授与式では、一人ひとりのプロフィールを読み上げた後、語学教育センター英語教育部門主任の長沼君主教授が認定証と記念品を手渡しました。続いて、2級に合格した鈴木天優さん(文学部英語文化コミュニケーション学科4年次生)が、合格者を代表して英語でスピーチ。3セメスター継続して「国際人養成セミナー」を受講して力を磨いた鈴木さんは、「コロナ禍で予定していた留学には行けませんでしたが、辛抱強く努力を続けることで英語力を伸ばすことができました」と振り返りました。最後に長沼教授が合格者の努力をたたえ、祝福の言葉を送りました。

上級クラスを担当する本センターの松本佳穂子教授は、「このプログラムは来年度、新カリキュラムに合わせて内容を変更する予定です。そのため、移行期間である今年度は、例年の半数ほどの合格者となりました。このコースは18年間に1000人以上の優秀な学生を輩出しており、社会で活躍するOB・OG同士や学生との交流も進みつつあります。新年度以降もプログラムの新しい展開を図るとともに、そのネットワークを広げていきたいと思っています」と話していました。

なお、1級合格者(海外の大学院で授業を受けることができ、企業でも広く国際人として活動できるレベル)は下記の6名です。

都築大樹さん    (工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年次生)
弘中匡さん   (文学部英語文化コミュニケーション学科4年次生)
小野洸太さん  (政治経済学部政治学科4年次生)
ヘラル・アルクエリさん (工学部精密工学科3年次生)
賈智多さん   (理学部物理学科3年次生)
劉悦銘さん   (理学部数学科2年次生)