札幌キャンパスで4月6日に、2023年度春学期入学式を挙行しました。今学期は、大学院生物学研究科6名、生物学部166名、国際文化学部185名、編入学1名の計358名が入学。ライブ配信も実施しました。
式では松前義昭学長が入学許可を宣言。続く式辞では、創立者・松前重義博士が学園の源泉である望星学塾に掲げた「若き日に汝の」から始まる「思想を培え」「体躯を養え」「知能を磨け」「希望を星につなげ」の4つの言葉を紹介し、「最初に出てくる『思想を培え』とは、世の中で起きているさまざまな事柄に疑問を持ち、解決するための知識を得て理解し、そうしてたどり着いた結論について、自らの心の中に統一性のある一貫した考えを持てるようになって到達できるものです。情報化が進み、SNSなどで多くの情報が飛び交い複雑化している現代社会にあって、生き抜く手段として思想を培い、しっかりとした考えを持たなくてはなりません。本学在学中に、思想を培うための、考え方の基盤づくりを始めてください」と語りました。
祝辞では、在学生を代表して札幌キャンパス学生会の牧田遼樹会長(生物学部生物学科2年次生)が登壇。「学生生活を充実するためのコツは3つあります。1つ目は少しでも興味関心をもったことにどんどんチャレンジする、東海大学には札幌以外にも7つのキャンパスがあり、多様性に富んでいます。留学プログラムも充実しているので、ぜひ挑戦しましょう。2つ目は、友人をつくる。大学生活には多くの困難もありますが、友達がいれば立ち向かっていけます。そのためにもサークルや部活動、学生会に所属することをおすすめします。3つ目は卒業後、何をしたいのか考えた行動をとることです。就職や大学院進学などさまざまな未来に向かって具体的に行動してください」と呼びかけました。
閉式にあたり網野真一札幌キャンパス長が登壇。「大学とは夢をかなえる場所であり、夢と巡り合う場所です。大学時代は夢の実現に向けて、計画的に歩みをすすめる場所であり、教職員は皆さんの夢の達成を全力でサポートします。また東海大学には、これまでとは比べられないほどに出会いがあります。友人、先輩、教職員とともに、さまざまな知識や経験に触れながら夢を見つけてください。今日からともに勉強していきましょう」と呼びかけました。
式典後には、学科別のガイダンスや部活動・サークルの先輩たちによるビラ配りも3年ぶりに行われ、新入生たちは新生活のスタートに目を輝かせていました。