高輪キャンパスでは11月1日から3日にかけて、「第13回高輪建学祭」を開催しました。今回のテーマは「Be Changed~変わる、変える、変えていく~」で、コロナ禍で変化を強いられる中、経験を糧に自ら変わっていくことで成長しようという思いが込められています。今回は万全の感染対策のもと、対面形式とオンラインを併用して実施しました。
期間中は、4号館をメーン会場に部活動や研究室のメンバーがブースを多数出展。例年は飲食を扱う模擬店を多く出店していましたが、今回はキャンパス内の飲食を禁止して、各団体が工夫を凝らしたブースを出展しました。バレーボール部では、バレーボールを使用したボウリングゲームをレーンにも変化を持たせて実施。バトミントンサークルは、ゲームのレクチャーを聞くとシャトルの特性も理解できる「シャトル投げ」を行いました。また、Takanawa Jazz Ensembleでは、密に考慮して楽器の体験会を開催しました。1日には学生会主催の「学科別模擬講義」を行い、その様子をZoomでも配信しました。2号館大講義室では、2日に本学卒業生で、現在プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」CEOの梅崎伸幸氏による講演会や本格的な実況解説者を入れたゲーム大会を開催。最終日には人気お笑い芸人「四千頭身」を招き、会場と在学生限定のYouTubelive配信で参加者を楽しませました。来場者からは、「学生さんが子どもの目の高さで話してくれて、とても親切でした」「積極的に話しかけてくれたので、さまざまなブースを楽しむことができました」といった声が聞かれました。
高輪建学祭実行委員長を務める椿堂雅也さん(情報通信学部3年次生)は、「飲食禁止など制約はあったものの、学生と職員の方々が一体となり本番に向けて取り組んだことで、大きなトラブルもなく3日間を終えることができました。期間中には、学生同士のコミュニケーションも取れ、交流が深まったと思います。また、四千頭身のお笑いライブには、多くの来場者が訪れるなど盛り上がり、コロナ禍を乗り超えたように感じました。これを機に対面での活動が増えていくことを期待しています」と語りました。