海洋学部の清水准教授が「フードテックグランプリ2023」において「キリングループ賞」を受賞されました

10月14日に東京都墨田区のセンターオブガレージにて開催されたフードテックグランプリ2023において、海洋学部水産学科の清水宗茂准教授が企業賞である「キリングループ賞」を受賞されました。
本グランプリは、世界を変えたい、世の中を良くしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある人を対象に持続可能な食産業を実現するため、食品生産・加工技術・流通システム等の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。
当日は336チームの中から選ばれたファイナリストの11チームがプレゼンテーションを行いました。

清水准教授は、「マイクロプラスチックの体外排泄で生物の健康を守る」というタイトルで、経口摂取したマイクロプラスチックを速やかに体外排出する食素材を開発することで、人の健康はもちろん、海洋生物のマイクロプラスチックによる悪影響の課題を解決するという内容でプレゼンテーションを行いました。

清水准教授は「本研究は、2020年度東海大学連合後援会研究助成より、着手できた研究になります。現在は、動物を用いた基礎研究段階ですが、将来は、人や海洋生物への応用を目指しております。本取り組みに対して、評価をいただき感謝するとともに、これからも目標に向け着実に前進できるよう、学生と共に頑張ってゆきたく考えています。」と話しています。