吹奏楽研究会が全日本吹奏楽コンクール大学の部で金賞を受賞しました

湘南キャンパスの吹奏楽研究会が、10月28日に栃木県・宇都宮市文化会館で開かれた全日本吹奏楽コンクール「大学の部」に出場し、2年ぶり9度目の金賞を受賞しました。東京都代表として出場した同研究会は、常任指揮者である福本信太郎氏の指揮で課題曲Ⅲ『レトロ』(天野正道作曲)と、自由曲『喜色満海(きしょくうみにみつ)』(長生淳作曲)を演奏しました。

7月ごろからコンクールに向けた練習をスタートさせた部員たちは、楽譜を忠実に再現する練習から始め、メンバー同士で曲の解釈を共有し、音色に強弱をつけて印象を際立たせるポイントなどを決め完成度を高めていきました。主将の須藤壮さん(教養学部4年次生)は、「自由曲に選んだ『喜色満海』は、3月に開催された演奏会『響宴』で私たちが演奏した楽曲の一つで、“さらに理解を深めて練習したい”と考えていました。作曲した長生先生がこの曲に込めた、美しさと恐ろしさを持ち合わせた“海”を表現できたと思います」と振り返りました。

須藤さんは、「昨年度は東京都大会で敗退し、全国には出場がかなわなかったこともあり、今年度は“本番で自分たちが満足できる演奏をしよう”と練習を重ねてきました。12分間の本番演奏を終えた後、仲間たちと“いい演奏ができた”と笑顔でたたえ合い、その後の結果発表で私たちの名前が呼ばれたときには、聞いている人にも同じ感情になってもらえたのだと充実感でいっぱいになりました」と話しています。

同コンクールでは、10月22日に愛知県・名古屋国際会議場で開かれた「高校の部」に付属高輪台高校、付属札幌高校、付属大阪仰星高校、菅生高校が出場。菅生高が5大会連続、高輪台高が2大会連続の金賞を獲得し、札幌高と仰星高が銀賞を受賞しました。

なお、同研究会では、12月26日(火)に東京・LINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)にて、「第62回定期演奏会」を開催いたします。詳細は下記ホームページよりご確認ください。
http://suiken.shn.u-tokai.ac.jp/