湘南キャンパスで2023年度松前重義賞授与式を開催しました

湘南キャンパスで2月5日に、学校法人東海大学の2023年度松前重義賞授与式を開催しました。この賞は、建学の精神に基づき、文化・スポーツ・学術研究の分野で顕著な成績(業績)を収めた学生、生徒、児童、園児、教職員と卒業生をたたえるもので、今年度は最優秀賞や優秀賞など各賞を合わせて522団体(1月12日時点)が受賞しています。

湘南キャンパスでの授与式には梶井龍太郎学長代理ら教職員と受賞団体・個人の代表学生が出席。受賞団体と個人の紹介に続いて梶井学長代理が祝辞を述べ、「松前重義賞は、本学の創立者・松前重義先生の名を冠した学園の中で最も権威ある賞です。皆さんの受賞は各分野での素晴らしい活躍があってのことであり、そのほかの学生をはじめ、教職員、すべての学園関係者の誇りでもあります。受賞者の中にはまもなく大学を卒業し、違う分野へと進む方もいらっしゃるでしょうが、この栄誉を生涯忘れることなくこれからも頑張ってください」と語りかけ、引き続き受賞者に賞状とトロフィーを手渡しました。

学生謝辞では、第38回全日本学生ライフセービング選手権大会で優勝し、スポーツ部門団体の部(大学)で最優秀団体賞に選ばれた男子ライフセービングクラブの主将を務めた上妻佳太郎選手(工学部土木工学科4年次生)が登壇。コロナ禍で進学した東海大学でライフセービングクラブと巡り合った経緯やその後の活動での悩み、クラブの部長教員である大越正大教授(体育学部)をはじめ仲間たちの後押しを受けて主将に就任し、全日本選手権優勝に至るまでの道のりを振り返り、「今年度は部員がライフセーバーを務めた全ての浜を無事故で終えられました。また、各大会で後輩たちが健闘し好成績を残すことができました。自分自身も主将を務めたことで成長できたと感じています。ライフセービングクラブで仲間に出会えたことは私にとって財産であり、感謝しかありません。東海大学で学んだことに自信と誇りを持ち、これからも精進していきます」と力強く話しました。