吹奏楽研究会が全日本アンサンブルコンテスト「大学の部」で金賞を受賞しました

湘南キャンパスの吹奏楽研究会が、3月20日に群馬県・高崎芸術劇場で開かれた全日本アンサンブルコンテスト「大学の部」に出場し、2019年度大会以来の金賞を受賞しました。一編成あたり3名から8名による重奏(アンサンブル)の音楽コンテストで、金管八重奏のグループが東京都代表として出場しました。

チームリーダーの大井颯人さん(政治経済学部3年次生=当時)ら8名でチームを結成し、昨年10月から練習を開始。演奏曲に選んだ『幻影』(小長谷宗一作曲)は、2001年にアメリカ・ニューヨークで発生した「アメリカ同時多発テロ」を背景に作曲された緊張感のある楽曲です。大井さんは、「金賞獲得という目標のために、高難易度ではありますがこの楽曲を選びました」と話します。コンテストに向けてメンバーで全4楽章を聴き、規定演奏時間の5分に合わせて編曲。ともに出場した新年度の主将を務める大平裕太さん(教養学部3年次生=当時)は、「個性の強いメンバーが集まったため、練習では意見がぶつかることもありました。しかし、どの意見も演奏の完成度を高めようとするものであり、全員が同じ目標に向かっているのを感じました」と振り返ります。研究会内でのチームオーディションや1月の東京都大学アンサンブルコンテスト(都予選)、2月の東京都アンサンブルコンテストを通過して全国大会に進みました。

大井さんは、「8名中6名が3年次生で、1年時から同じチームを組んでアンサンブルコンテストに挑戦してきましたが、過去2回は都予選進出に留まりました。その分、今大会にかける思いも強く、本番では緊張しましたが自分たちの最大限の演奏ができました。金賞をいただけて本当にうれしい」と話しています。また、3月29日には、湘南キャンパスで部長教員の成川忠之教授(経営学部)と共に梶井龍太郎学長代理ら教職員に金賞受賞を報告。

なお、同コンテストの高校の部では、付属高輪台高校が金賞を、付属静岡翔洋高校と菅生高校が銀賞を受賞しました。

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